Berserk

2010年6月28日 MTG コメント (2)

なんか各所で新しいジェイスＶＳチャンドラのセットのイラストが
萌えイラストに幻滅しただの、
世界観に合わないだの、
ついにマジックが萌え路線に参入しただの、

と騒がれてます。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/481

このページを読む限り

①日本でThe Purifying Fireの漫画版が連載されてる。
（The Purifying Fireはチャンドラとジェイスを描いたマジックの小説）

②ジェイスＶＳチャンドラの日本語限定版を発売するよ！

③中身は前のジェイスＶＳチャンドラと一緒だけど
　神話レアのプレインズウォーカー２人のイラストは
　その漫画を書いてる人に書いてもらったのになるよ！

ここには
「今後も漫画っぽい、いわゆる萌えイラストのカードを出すよ」
とか
「マジックの世界観は路線変更します。」
とは書いていない。

あくまで「イラストレーターが日本の漫画家のカード」を発売するだけなので
これだけで失望するのは気が早すぎるかと。
萌え路線についに参入した！と思うのは深読みしすぎでしょう。

客観的に見れば新しいレベッカやロブアレクサンダーのイラストのカードを
発売するのと大差はない。
イラストが気に食わないのならそもそもこのセットを買わなければいい話。

イラストが世界観に合わないというのも
じゃあ連載してる漫画に対してもそういう意見を予め述べていた人はいたのか？
マジックはこんな世界じゃないよって、言ってた人は聞いたことがない。
（ＤＮ上でってことですが。ちなみに僕は当の漫画は読んだことない。）

そういう意見が前もって出ていないのなら
漫画はそれなりに人気があると踏んで、フィードバックした商品をだすのは
当然でしょう。

Ｍ１０で西洋ファンタジー路線打ちだしたのにいきなり
その路線を外れたイラストを乱発というのも考えにくいですし
これを機に今までの世界観が崩れる、ということはないと思います。

もちろん、上のページでは
萌えイラストのカードはこれが最初で最後とも言ってないので
今後もでる可能性は否定できませんが、
それも今回のセットと漫画の人気次第ではないでしょうか？

とここまで、かっこよく意見を書いたけど

このセット、日本語限定なあたり
明らかに日本人を販売層に設定してるんでしょうけど
日本人みんながこんなイラストが好きだと勘違いしてるんじゃないだろうか？
と思った。

日本の漫画文化を尊重するのはいいけど
日本人プレイヤーもマジックの世界観、イラストを尊重してるのに。
外人にうけて日本人は微妙な反応という結果になりそうだ。